【ひと枝】セリ(芹)<セリ科・セリ属>

セリ(芹)<セリ科・セリ属>

ひと枝_NEW

水田や、田の畔、小川などに生える多年草。日本全土に分布し、高さは20~50㌢。夏に茎を伸ばし、頂きにたくさんの白い5弁の小さな花を咲かせる。名の由来は、群生する様子がいかにも競りあって生えているように見えることから。春の七草の一つで、早春には特に香りがよく柔らかで、味も歯ざわりも格別、古くから浸し物や和え物にと親しまれ、栽培の歴史の最も古い野菜の一つとされている。尚、近似種に有毒の「ドクゼリ」があるが、全体に大きく香りもない。特に猛毒を持つ根は緑色で太く、節があり中空でタケノコ状。セリと間違え誤食し死に至る事故が後を絶たず、要注意。・・・▼季節は厳寒期。西日本を襲った大寒波、湯来でも大雪に見舞われ、雪かきに追われた。しかし、地球温暖化が叫ばれている今、寒い時期が当たり前に寒いのには、ホッとする。▼家のすぐそばを流れる川に群生する「セリ」。覆いかぶさった雪の下からのぞく鮮やかな緑が美しい。手を真っ赤にしながらも、摘み、食する。自然の恵みをいただく至福のひとときである。

―2016・1・25 佐伯区湯来町にて―

 

原田 澄

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