2023年度 第1回もりメイトキッズ開催

  オリエンテーションのようす。大学生による「3つの約束」

 

第1回のもりメイトキッズは、新緑が美しいBフィールドの雑木林で行いました。当日は落雷警報が出て天気の予想がつかず、晴れている午前中に森林整備を行い、午後からは雨でもテントの下で出来るシイタケの菌打ちを行いました。

今回初の取り組みとして、未就学児を対象としたプログラムを考案しました。体力に合わせ整備作業を行い、その後、山小屋で絵本の読み聞かせを体験。前半の作業はやる気満々で一生懸命にノコを引き、頑張った疲れを絵本でホッと一息、笑顔が溢れておりました。

  未就学児に森林整備の指導、絵本の読み聞かせのようす

春の開催は久々だったので、意外にも『コバノミツバツツジを初めて見た』という感想がありました。花が綺麗に咲いていた、葉っぱをかじって「にがい」「すっぱい」と感じたなど、五感で季節を感じ取ることが出来たことはいい機会だったと思います。

  コバノミツバツツジ

クラフトでよく利用している『リョウブ』の木を伐っていた時「木からたくさんの水が溢れ出てきてビックリした」と、多くの子供たちの感想がありました。また、森を整備することで『森の木がお礼を言っているように見えた』との感想があり、森林を手入れしているわが倶楽部にとって、とっても嬉しい言葉でした。

  

  

倶楽部のスタッフ吉村さんはシイタケ菌打ちの説明を、坂田さんは振り返りを担当。子供たちは「次はなんだろう」と、話をよく聞いていて準備の成果が表れていたと思います。また、この度、初参加の山本薫さんは、子供と接するパワーが漲り、見ている大人も元気になりました。今後の心強いスタッフになると思います。

      

 シイタケの菌打ちの説明をする吉村さん

 子供に指導する山本薫さん

 ふりかえりを担当する坂田さん

 

(環境研究部会 佐々木)

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