【今月のひと枝】アカメガシワ(赤芽柏)<トウダイグサ科・アカメガシワ属>

アカメガシワ

落葉高木。本州~沖縄に自生。山野や伐採地、林縁など明るい場所に最初に生えてくるパイオニアツリー(先駆性樹木)。若葉は美しい紅色でよく目立ち、葉は長さ7~20㌢、幅5~14㌢の卵形。名の由来はカシワのように葉が大きく、新芽が赤い事から。雌雄異株で花は夏、秋には黒光りした小さなタネが出来る。長く赤い葉柄や、葉の基部の蜜線が特徴。別名、ゴサイハ(五菜葉)、サイモリバ(菜盛葉)。・・・▼4月の「三滝少年自然の家」での例会、元気に芽吹いた“アカメガシワ”がそこここに。▼見渡せば、春の色をまとった木々たち。萌黄色 浅緑 若草色 淡萌黄 など、まばゆいばかりの日本の伝統色がずらり勢ぞろい。緑の調べが聞こえてきそう。春たけなわ、生命輝く季節の到来。―2015・4・19 三滝にて―

絵・解説:原田 澄

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