狐原山の冬芽たち

2013.2狐原山の冬芽たち

 

 

 

 

 

 

 

 

左前列から 「コバノミツバツツジ」「アオハダ」「ナツハゼ」「シロダモ」「カラスザンショウ」
後から、「イロハモミジ」「ホオノキ」「ネジキ」「コシアブラ」「ウリカエデ」。

▼寒波到来。作業場までの林道の凍結予想から、1月の間伐部会は中止。
ぶらり久々に近くの狐原山を散策した。
寒風に吹かれながら、木々の枝先では冬芽たちが大きくふくらみ、春を待つ。
色や形も千差万別、その姿がなんとも愛おしい。

▼何を語るわけでもないが、春を予感させる冬芽のひと枝は、ほんのり心を暖ためほぐしてくれる。
人家の庭先では、芳しい香りを漂わせ賑わって咲く「ロウバイ」「サザンカ」「ビワ」の花。
日当たりのいい場所ではフキノトウも顔を覗かせ、山々も春の息吹に淡く染まる

▼早春、必ずや巡り来る「春」を待ちわびるすてきな季節。
寒さのいちばん厳しいこの時季にこそ嬉しい、希望に満ちた春の足音が野山に響く。

―2013・1・27 佐伯区湯来町にて―

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