「MOTTAINAIキッズ植林プロジェクト」広島地域植樹会

植樹会に参加した人達

ケニアで植林を続け、環境分野で初めてノーベル平和賞を受賞したワンガリ・マータイさんが「もったいない」の日本語に出会い、「MOTTAINAI」 を世界に広める活動を始めました。

このプロジェクトは日本国内の9箇所で実施され、その一箇所が広島です。平成17年2月に、もりメイトクラブHiroshima のメンバーが発起人となり 「京橋川かいわいあしがるクラブ」 を立ち上げ広島市中区白島九軒町の京橋川右岸にある白潮公園周辺で子どもたちや町内会の人たちと一緒に葦を刈り、刈った葦で葦舟を作り川に浮かべ、河岸のごみを回収し、干潟観察などをしてきました。

そして、その秋、公園内に被爆ザクラと江波山ザクラを6本植樹したところ、翌春の開花直前に6本の芯を全て折られる事件が発生し、市民を始め全国各地で関心が持たれ、そのことがきっかけとなり、子ども達をはじめ住民の手で植林をしたいと 「緑の募金」 に応募し、今回 「MOTTAINAIキッズ植林プロジェクト」 を実施することになりました。広島市中区の太田川沿い、新工兵橋から白潮公園迄の右岸5箇所に子ども達や町内の人達約200名で従来から植えられているソメイヨシノを始め、10月ザクラ、ベニシダレザクラ、シダレザクラなど38本の苗木を植え、記念の名札を立てました。また、午後からは、もりメイト倶楽部Hiroshima のメンバーにて枯れた桜の枝や河岸の笹などの刈取りと整備を行い1日のスケジュールを終えました。

春も秋も楽しんでもらえる新名所として、また、このイベントを多くの方に知っていただき、ワンガリ・マータイさんの 「もったいない」 を世界に広げようという運動とともに、植林を通じて地球の未来のために一人一人ができることを考えるきっかけづくりになればと考えています。
2006.11.12 10:00-12:00

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