3月3日 湯来町多田 間伐材の集材作業
・トビの柄作り・安全な架線作業の説明
・簡易架線の設置
・「トバシ」による集材
■3月3日 集合場所の湯来ロッジ前にいつものメンバー。
今回、大学3年の椿君も初めての場所。
きっかり午前9時に全員集合(6名)で作業場所へ移動。
天候は晴れ、けれどもさすがに日陰は肌寒い。 少し厚着し
て車から機材を取り出す。
今回のために「トビ口」を10個作りました。
早速に柄にする枝を探し、差し込みます。
トビにヒノキの枝を差し込んで出来上がり
■作業の開始前に安全な荷かけ・集材作業について説明
・機材の状態点検
・安全な荷かけの方法
・無理をしない荷かけ
・荷がかかっている時の注意
・合図と退避の確認
・今日の作業で想定される危険
■本日の使用機材
「ヤエン(トバシ線)」
・9mmワイヤ 約30m
・キトークリップ 2個
・チルホール(500kg)1台
・ワイヤスリング(1.5m 10mm) 2本
・スナッチブロック 2個
・ロープ10m 1本
・ナイロン紐 少々
「地引き」
・リモコンウインチ(ひっぱりだこ)1台
・フック付きワイヤスリング 1式
■「ヤエン」による材の移動は初めての試み。
勾配を利用するため必要な機材はワイヤロープとそれを止めるチルホールなど
最少の機材で済みます。
今回はウインチを使った「地引き」と比較してみましたが、要領を得れば
「ヤエン」の方が効率よく、静か!であり、設備も揃えやすい点では
こんな活動(ボランティア)向き。
飛ばすぞ〜
■本来のトバシ線では搬器として木の又を使い、下に降りたら
そのままなので、多くの又を準備しておくとか。今回は滑車なので
毎回ロープで引き戻して使いました。(距離が短いので可能)
勢いよくぶっ飛んでいく
■材の移動を止める方法は?
今の所「衝突!!」しか無いのですが、、、。
新しい方法を思いついたので試してみたいです。
(機材の試作に暫くかかります。)